【ベテラン職人が伝授】たった2時間で完了!雨漏り補修DIYで10万円節約する方法

梅雨や台風シーズンになると心配になる雨漏り問題。業者に依頼すると、簡単な補修でも数十万円かかることも。でも実は、ちょっとしたコツを押さえれば自分でも補修できるんです!

今回は、建設業界で25年以上の経験を持つ職人さんに教わった、雨漏り補修のDIY術をご紹介します。

■必要な道具と材料
・シリコンシーラント(1本800円程度)
・コーキングガン(1,000円程度)
・防水テープ(2,000円程度)
・ワイヤーブラシ(500円程度)
・雑巾
・スプレー式の水

合計費用は5,000円以下で済みます!

■雨漏り箇所の特定方法
まずは雨漏りの原因箇所を見つけましょう。
1. 屋根裏に上がり、天井に水染みがないかチェック
2. 雨樋周りの確認
3. 外壁のひび割れチェック
4. 窓枠まわりのシーリングの劣化確認

特に要注意なのは、瓦のズレや屋根の接合部分。この部分からの雨漏りが全体の70%を占めるんです。

■補修の手順
1. 補修箇所の清掃
ワイヤーブラシで古いコーキング材や汚れを丁寧に取り除きます。この作業が最も重要で、きれいに清掃しないと防水効果が半減してしまいます。

2. 乾燥確認
雑巾で水気をしっかり拭き取り、完全に乾燥させます。

3. 防水テープ貼り
接合部分やひび割れに沿って防水テープを貼ります。端から順番に、気泡が入らないよう慎重に。

4. シーリング材の充填
コーキングガンでシリコンシーラントを均一に塗布します。はみ出した部分は直後に雑巾で拭き取りましょう。

5. 養生
最低24時間は雨に当てないように注意が必要です。

■確認のポイント
補修後は水を吹きかけて漏れがないかチェック。漏れが見つかった場合は、同じ手順で再度補修します。

■注意点
・高所作業は危険が伴うので、無理はせず業者に依頼しましょう
・電気配線近くの雨漏りは感電の危険があるため、必ず電気を止めてから作業
・屋根材の種類によって適切な補修材が異なるため、購入時に確認を

これらの作業で対処できるのは、あくまでも軽度の雨漏りケース。広範囲の雨漏りや構造的な問題がある場合は、必ずプロの診断を受けましょう。

簡単なDIY補修で済む場合、業者依頼と比べて約10万円の節約になります。ただし、適切な判断と安全確保が大前提。自信がない場合は、迷わずプロに相談することをお勧めします。

まずは小さな補修から始めて、徐々にDIYのスキルを上げていくのがベストですよ。建物の維持管理は、コツコツと取り組むことで大きな節約につながります。

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